BCP・運用コンサルティング

どのようなBCPを作ってますか?
BCPという考え方は、かつての防災計画に紐づく災害復旧(DR:Disaster Recovery)計画の拡張によって作成されています。
BCPとは防災計画を含めた災害発生(発災)後の事業継続のための対応力(最近はレジリエンス力とも言う)を保持しようとする計画です。
今回の新型コロナによって、BCPの検討対象である感染症のプロセスを再検討される会社も増えています。

一般的なBCPの対象については、以下を参考にしてください。この中で、限られた経営資源から何を優先すべきか検討します。

このときのポイントは「非日常的事態」で「多くの経営資源に影響を与える」の2点となります。

一般にBCP対策となる重要リスクでは1の自然災害、特に地震が選択され、その次が、9の労働安全衛生、特に感染症対応となります。

BCPの対象となるリスク
1.自然災害リスク(地震・台風など)
2.事故リスク(火災・停電など)
3.オペレーションリスク(商品瑕疵・受発注ミスなど)
4.情報セキュリティリスク(システム障害・データ漏洩など)
5.法務リスク(製造物責任・知財権の侵害など)
6.不正・内部統制リスク(反社取引・粉飾決算など)
7.政治・経済リスク(国際紛争・取引先倒産など)
8.人事・労務リスク(人材不足・ハラスメントなど)
9.労働安全衛生リスク(感染症・労働災害など)